001.Shibuya4D
審査員賞&STYLY賞


添付資料

熊本大学 大学院先端科学研究部 准教授 大西 康伸

10作品の中で唯一作品全体にアニメーションを取り入れた作品でした。他の作品が表現対象となる建築しか表現していない中で、表現対象となる建築の周辺環境=都市を表現しているのは良かったと思います。
音楽と背景アニメーションの一体感は素晴らしいですが、主となる建築が単調な色彩のボリューム表現であることに、物足りなさを感じます。

広島工業大学 環境学部 准教授 杉田 宗

子供の頃に見たSF映画の様な世界が、自分の視点で体験できるVRの可能性を伝える提案。
また、都市の変化を体験できる作品で、完成形を共有するだけでなく、その過程を共有できることに可能性を感じる。
「空飛ぶ自動車」や「巨大ビルボード」など、『ブレードランナー』世代の心を揺さぶる提案であった。

Psychic VR Lab

これから渋谷がどう変わっていくのか。再開発の計画を見聞きしても、スケールが大きすぎてなかなか想像できないかも知れません。
あまりにも話のスケールが大きすぎて、再開発は自分に関係ないものだと感じてしまう人もいることでしょう。
この作品が素晴らしいのは、これから渋谷に訪れるダイナミックな変化をVRで体感できることです。
天高くビルがそびえ立っていく様を見ると、この再開発が渋谷を大きく変えていくことを容易に想像できます。
この作品を通して、渋谷が今まさに大きく変化しようとしていることに気付く人がいたならば、この作品は大きな役目を果たしていると言えるでしょう。

002.shikichi
審査員賞

熊本大学 大学院先端科学研究部 准教授 大西 康伸

ウォークスルーをしなければ、おそらくこの空間の面白さは理解できなかったであろうと思います。
曲線を描くダイナミックな建築構造によって、視点を移動するたびに、新たな空間を発見する楽しみがありました。
什器などのインテリアを構成する要素が表現されていなかったため、スケール感に乏しい表現になった点は残念です。

003.Voronoi Space Office
審査員賞&グラフィソフト賞&アプリクラフト賞


添付資料

金沢工業大学 建築学部 教授 下川 雄一

実際の建設プロジェクトとして作成されたデータであることが伺えた。
ボロノイ分割アルゴリズムによる建物全体の大胆な構成が面白く、より多くの空間同士の接続が可能になっている点は立体的な空間デザインとして興味深い。
実施物件であるため、部材レベルの表現は他の作品とはけた違いの表現力であった。
一方で、実施物件だからこその+αの情報提示やマテリアル表現などが更に付加されているとより素晴らしいと感じた。

熊本大学 大学院先端科学研究部 准教授 大西 康伸

ボロノイ分割を用いて、直方体をプランニングする案です。
パースや空間ダイアグラム、平面図により構成られたプレゼンシートは美しく、建築として魅力的です。
しかし、いざウォークスルーをしてみると、そのシークエンスにシートを見て期待したような魅力があまり感じられませんでした。
ウォークスルーの結果を建築デザインにフィードバックすると、スタディーツールとしてのVRの利用法が開拓できるのではないでしょうか。

広島工業大学 環境学部 准教授 杉田 宗

今では様々なシーンで見られるようになったボロノイパターンだが、空間をつくる手法として用いて、実際の建築のレベルまで押し上げようとしている力作。
各部屋の繋がり方が非常に多様で、立体的な繋がりも非常に興味深い。
このボロノイパターンが構造的にもどの様に効果的に使われているのかについても詳しく知りたいと思った。
純粋な関係性と各部屋の条件から生まれるボロノイ建築を体験したいと思わせる提案であった。

グラフィソフト

ARCHICADの実力を美しく表示しているモデルですね。
詳細度が凄く、STYLYで建物のエントランスに入った瞬間感動しました。
添付資料で建物のコンセプトと設計のプロセスはとても分かりやすかったと思います。

アプリクラフト

綿密なプランニング力、Rhinoceros+Grashopperを用い具現化するモデリング力、両方が際立ち完成度の高い作品。
また、建物内部の作りこみも非常に見事で、本コンテストの趣旨に合致する素晴らしい作品だと感じ、アプリクラフト賞とさせていただきました。

004.ForesTree
審査員賞&Unity賞


添付資料

金沢工業大学 建築学部 教授 下川 雄一

都市の中に挿入されたコンセプチュアルな緑のタワーがとても印象的である。
3Dで設計した建物モデルを単にVR化したもの以上に、仮想空間ならではのゲーム性を感じさせてくれる提案であり、VRで体感することの楽しさをより高めてくれる作品と感じた。

UnityJapan

UnityAsettであるOnline Mapsを活用して、新宿を形成しています。
これからの設計フローの中で建築×Unityとして必要だという意思を感じました。
都市のデータと連携した上に、Unityをどのように活用していくかをとても考えさせられる作品でした。
次の展望としては、シミュレーションにおいて、様々なパラメーターやビジュアルを追加していって欲しいという気持ちを込めて、Unity賞にさせていただきました。

006.Unity VR Archi Contest Capsule Tower
審査員賞


添付資料

広島工業大学 環境学部 准教授 杉田 宗

「可変的なカプセル」と「不変的なコア」の組み合わせであるメタボリズム建築をベースに、より流動的な「可変的なカプセル」と「可変的なコア」を提案し、都市の中に新たな循環を作るアイデアが印象に残った。
モジュール建築はBIMやプログラミングとの相性も良く、BIMが設計や設計の主流になった先には、こういった建築が生まれてくるのではないかと連想する。
そういった意味でも、単体の建物を取り扱うBIMは、今後都市の情報などとリンクし、ここで提案されているような「都市の循環」をも取り扱うような技術に発展するのではないかと、想像を膨らませてくれるような提案であった。

008.StructureLectureSpace
審査員賞&アプリクラフト特別賞&グラフィソフト フォローアップ賞


EvolutionTower Grasshopper Data youtube VR Academia

金沢工業大学 建築学部 教授 下川 雄一

実物大の構造フレームを目の前で観察できる屋外教室というVRならでは構成が大変面白い。
VRならではの動的なコンテンツならではの教材としての可能性を感じた。
欲を言えば、横にある構造体サンプルと授業内容がもっと強く関連しているとよかった。

広島工業大学 環境学部 准教授 杉田 宗

力の流れは初学者にはなかなか理解しにくく、構造に苦手意識を持つ学生が大変多い。
実験を通した学びなども行われているが、なかなか目に見える形で伝えるのは難しい分野である。
その構造をVRで見せるこの提案は、教育的側面において高く評価できる。
なにより、原寸大のモデルをVRで眺め、力のかかり具合を理解したり、変形する様子を見ることは、今すぐやってみたい。
建築の分野では意匠寄りの使い方が先行するVRだが、構造をVRで体験する新しい領域の可能性を感じる提案である。

グラフィソフト

独創性は凄い!最近ネットで流行っているバーチャルYouTuberのコンセプトで
建築系の講義をすることは世界初ではないかと思います。
これからも多くの方々に建築の面白い事を伝えることを、応援します。

アプリクラフト

Rhinocerosの周辺では非常に多くのプラグインがリリースされており、組合せにより様々な用途にご利用いただけます。
本作品は、Rhino+Grashopper+Karambaという構成で解析図を簡易な3Dモデルで表現されたとのこと。
Rhinocerosの持つ多く可能性の1つを具体的に示していただいたということで、特別賞とさせていただきました。

009.Distanse Aperture
アプリクラフト特別賞


添付資料

アプリクラフト

立方体を決められた条件のもとにコントロールポイントだけで変形し、視覚的錯覚でより広い空間を創造するというコンセプトに面白味を感じました。
今後は、Grashopperを取り入れていただくと、さらに創造的な形が生み出されるのではないか?との可能性も感じ特別賞とさせていただきました。