本内容は2020年1月時点の内容となります。

最新のUnity Reflect の内容につきましてはこちらをご覧ください。

https://unity.com/ja/products/unity-reflect
https://docs.unity3d.com/reflect/Home.html

 

 

こんにちは。UnityEvangelistのいっせい(@issey_tsumiki)です。
2019年12月にリリースされたUnityReflectですが、日本国内での展開が可能になりましたので、一体何が出来るのかを順を追って説明していきたいと思います。

はじめに

UnityReflectに関しての公式記事はこちらになります。

Unity Reflect とは

SHoP Architects の許可により掲載

開発者であっても、建築家、設計者、またはコードにまったく触れたことがない建築エンジニアであったとしても、Unity Reflect を使用すれば、BIM データをさまざまなデバイス上や、AR や VR でのリアルタイム体験に変換できます。
たった 1 回のクリックで、複数の Revit モデルとそのすべての BIM メタデータがリアルタイムの 3D に取り込まれ、その変化は常に継続的に反映されます。また、Unity は、その本質としては開発プラットフォームであるため、Unity エディターを使用して Unity Reflect 上に構築することによって、リアルタイム BIM アプリケーションに変更を加え、ユーザー体験をカスタマイズすることもできます。
結局、Unity Reflects はより多くのプロジェクトを獲得し、没入型の設計レビューを実施し、設計と建設のギャップを埋めるのに役立ちます。
–[Unity Reflect がいよいよ 12 月にリリース – UnityBlog]

内容を読んでもらうと何となく分かると思うのですが、BIMに特化した新しいUnityの新たなコア技術です。
Unityで出来ることはそのまま残した上でBIMを活用したソリューションを作ることができます。

また、私のTwitterの方で動いているのを確認できます。
よく見るあの家が動いているのが確認できるかと思います。

機能紹介

上記で「UnityReflectは建築向けの新しい技術なのか!」と理解いただけたと思うのですが、一体何が出来るのかを仕組みをざっくり解説します。

仕組み

特徴として挙げられるものが幾つかあります。
・アプリ内でのBIMモデルの更新(最新BIMモデルへ変更)
・BIMとUnityアプリケーション間でのリアルタイム同期
・BIMのInformationの同期

BIM側での変更をリアルタイムに変更することが可能です。
UnityReflectが適応されているアプリであれば、どのプラットフォームでも再現することが出来ます。

BIMの保有している属性情報やパラメーター値を取得し、反映することが可能です。
UnityProを使えば、さらなる拡張も可能となります。

UnityReflectが行っていることはUnityのサーバー(厳密にはUnityID)を経由して3Dモデルを送っています。
3Dモデルをサーバーにアップロードし、リアルタイムの変更に対応しています。
※対応ソフト、プラットフォームは順次追加されます。

これによって何が起こるかというと、Unityエディターの中に3Dモデルをインポートする必要が無くなります。
例えば、ARで実寸で確認できるアプリを製作していたとして、3Dのモデルの更新依頼があったとします。
手順としては、Unityエディターを開き、3Dモデルを再インポート、Unityでビルド(書き出し)、端末へ再インストール。
3Dモデルを更新するだけで結構な手間がかかります。

簡単に言うと、
UnityReflectというものは3Dモデルの更新やリアルタイムでの変更操作を可能にする技術です。
BIMのI(Information)、いわゆるBIMの持っている情報も全て付随して更新されます。

UnityReflect対応のアプリケーション

くどいですが、UnityReflectというものは3Dモデルの出し入れや共有ができるツールです。
そのため、UnityReflectのViewer機能を使うのにUnityのライセンスは必要ありません。
UnityReflectを用いてアップロードする人にライセンスが必要となります。
UnityReflectが組み込まれているアプリケーション(Viewer)を配布すれば、Unityのライセンスが無くても使用することが出来ます。
すなわち、Vewer機能だけは無料で使うことが可能です。
※クラウド機能(遠隔)は含まれず、UnityIDは必要です。

公式からのViewer配布

2020/1段階では Windows&VR(Steam),ios&ARkitが配布されています。
共通で、BIMの情報を元にしたレイヤーの切り替えやハイライト機能が付いています。
Windowsでは、ウォークスルーとVR機能。
iosではオーバービューとAR機能。

Unityでの開発

公式から出ている機能がプリセットで配布されています(PackageManager内)。
ここに関しては別記事で詳しく解説していこうと思います。

今後の展開 ※2020/1段階

現在公開されているのはRevit → Windows,iosアプリケーションです。
今後はArchiCAD,Rhinoceros,Navisworks等にも対応し、MacOSやAndroid(ARcore)、HoloLensの公式Viewerが公開されます。
※UnityProを使えば、それぞれの端末に書き出すことは可能です。

公式のRoadmapもあるので、確認してみてください。

トライアル/ライセンス 申請

トライアルライセンスの申込みですが、こちらから申請をしてください。
申請をしますと、2週間のトライアルライセンスが発行され、営業日1,2日でメールが届きます。
メール内にライセンスの適応方法などが記載されています。
また、専用のUnityHub(UnityReflectのPlugin)やWindowsアプリケーションなども用意されていますので、ライセンス届き次第、直ぐに体験することが可能です。
開始するためのユーザーマニュアルも用意されています。

価格

費用はいくらかかるか(2023.1現在)

Unity Reflect Viewer での運用の場合

  • BIMデータ管理者
    Unity Reflect Review ライセンス 年間 82,800円(税抜き):BIMアップロード、Viewer 利用
  • Viewer 利用者
    Unity Reflect Collaborate ライセンス 年間 30,000円(税抜き):Viewer 利用

Unity Reflect をベースにしたカスタム開発の場合

  • 開発者
    Unity Pro ライセンス
    Unity Reflect Develop ライセンス 年間 82,800円(税抜き)
    :カスタムアプリ開発、BIMアップロード、カスタムViewer 利用
  • カスタムViewer 利用者
    Unity Reflect Deploy ライセンス 年間 54,000円(税抜き)
    50シート以上でボリュームディスカウントがあります。
    :BIMアップロード、カスタムViewer 利用

費用はいくらかかるか(2020年1月時点)

Unity Reflect ライセンスの年間費用は 82,800 円です。
Unity Reflect プラグインを使用する Revit ユーザー全員と、Unity Reflect ベースのアプリケーションを開発するユーザー全員がライセンスを必要とします。ただし、必ずしも組織内の Revit ユーザー全員がライセンスを必要とするわけではありません。Viewer は無料なので、Viewer にアクセスするために Unity Reflect ライセンスを取得する必要はありません。

動作環境

Unity2019.2x をお使いください。
ユーザーマニュアルに詳しく書いてあります。

UnityReflect 行き詰まりポイント

問い合わせがあった行き詰まりポイントを随時更新していきます。

ライセンスのアクティベートはライセンス発行時の資料を確認ください。
BIMモデルをアップロードする際に行き詰まる方が多かったので、ひっかかりやすい部分を解説します。

-ライセンスを対象となる人物へアクティベートしていない。

-BIM → UnityReflect
Newプロジェクトを青い+で作成し、任意の名前でプロジェクトの名前をつけてください。
ここで重要なのが、In Organization という部分はUnityReflectのライセンスを認証したグループを選択してください。